横顔改善 矯正歯科
2026年06月16日

口ゴボの治し方を徹底解説|自力で改善できる?矯正や外科治療との違いも紹介|飯田橋の歯科・矯正歯科Refino Dental Clinic

口ゴボの治し方を徹底解説|自力で改善できる?矯正や外科治療との違いも紹介

「口元が前に出ている気がする」「横顔に自信が持てない」「SNSで『口ゴボ』という言葉を知って気になった」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

口ゴボは見た目だけでなく、口呼吸や噛み合わせの問題を伴っていることもあり、適切な診断のもとで治療を行うことで大きく改善できるケースがあります。

この記事では、口ゴボの原因や治し方、自力で改善できるケース、矯正治療や外科治療との違いまで歯科医師が詳しく解説します。


口ゴボとは?

口ゴボとは、上下の唇や口元が顔全体に対して前方へ突出して見える状態を指す俗称です。
医学的には「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」や「上顎前突」「歯槽性上顎前突」などに分類されます。

口ゴボの特徴として、以下のような症状が挙げられます。

  • 横顔で口元が前に出て見える
  • Eライン(鼻先と顎先を結ぶライン)から唇が大きく出ている
  • 口を閉じると顎に梅干し状のシワができる
  • 無意識に口が開いてしまう
  • 口呼吸になりやすい

口ゴボの実際の症例

年齢50代
性別女性
主訴口ゴボとガチャ歯(ガタガタ歯並び)が気になる
診断名上下顎前突、叢生
治療方法マウスピース矯正 上下顎第一小臼歯抜歯
治療期間8ヶ月(治療継続中)
費用682,000円(税込)
リスク・副作用ブラックトライアングルができることがある
適切な着用時間、着用方法を守らないと治療期間が伸びることがある
治療開始直後はマウスピースの着用で喋りづらいと感じることがある

こちらの症例は50代の女性で、以前よりガチャ歯と口ゴボが気になっていてマウスピース矯正での治療を希望して当院に来院しました。

口元の状態は歯並びが原因で唇が閉じにくく、唇の周囲の筋肉に緊張が認められ、エクボやほうれい線が深くなっています。

歯並びのガタつきの程度が大きく上下顎第一小臼歯4本抜歯したのちにマウスピース矯正を開始しました。

マウスピース矯正開始後8ヶ月で抜歯したスペースが閉鎖したため、再度お顔の写真撮影を行いました。

術前の状態と比較すると歯並びが改善されたため、唇を閉じやすくなり筋肉の緊張がほぐれ唇の形もより自然になっています。

エクボやほうれい線も筋肉の緊張の緩和により術前の状態と比較するとだいぶ目立ちにくく変化しています。

現在は噛み合わせの微調整で矯正治療継続中ですが、口ゴボ治療はこのように矯正治療の進行とともにお顔の印象も徐々に変化していきます。


口ゴボの原因は?

① 歯並びが原因(歯槽性口ゴボ)

もっとも多いのが、歯や歯を支える骨(歯槽骨)が前方へ傾斜しているタイプです。
この場合は矯正治療によって改善できる可能性が高く、マウスピース矯正でも対応できるケースがあります。

② 骨格が原因(骨格性口ゴボ)

上下の顎の骨自体が前方に位置している場合はそもそも矯正治療だけでは限界があり、外科手術を併用した外科矯正が必要になることもあります。

③ 口呼吸や舌癖などの習癖

幼少期からの口呼吸や舌で前歯を押す癖、唇を噛む癖などが歯並びや口元の突出に影響を与えることがあります。


口ゴボは自力で治せる?

「口ゴボ 筋トレ」「口ゴボ マッサージ」といった情報を見かけることがありますが、歯や骨格が原因となっている口ゴボをセルフケアだけで改善することは困難です。

ただし口呼吸の改善や舌の正しい位置を意識することは、治療後の後戻り予防や口元の筋機能改善には役立つ場合があります。

ポイント
歯並びや骨格が原因の口ゴボは、セルフケアでは根本的な改善は難しく、歯科医院での精密検査をおすすめします。


口ゴボの治し方は主に4つ

① マウスピース矯正

軽度から中等度の歯槽性口ゴボであれば、マウスピース矯正で改善できるケースがあります。
透明で目立ちにくく、取り外しが可能なため、仕事や学校生活への影響を抑えながら治療を進められます。

実際に当院でも口ゴボ治療をマウスピース矯正で行なって、口元の印象が改善している症例は多数あります。

② ワイヤー矯正

歯の移動量が大きい症例や抜歯を伴う症例や噛み合わせの状態によっては、ワイヤー矯正が適していることもあります。
当院ではデジタルシミュレーションを活用し、マウスピースとワイヤーのどちらが適しているかを診断しています。

③ 外科矯正(手術併用)

骨格性の口ゴボでは、矯正治療に加えて顎の骨を移動させる外科手術が必要になる場合があります。
正確な診断にはCT撮影や噛み合わせの評価が重要です。

④ セラミック治療だけで治る?

前歯の角度をわずかに修正する目的でセラミック治療を行うケースもありますが、歯を大きく削る必要があり、口ゴボ自体を根本的に治療する方法としては一般的ではありません。
前歯が外側に傾斜しているなどの場合はセラミック治療でも多少の効果は得られると考えられますが、根本的な解決にはならないため、長期的な機能面を考えるとまずは矯正治療を検討することをおすすめします。


口ゴボ治療の費用と期間の目安

治療方法期間の目安費用の目安
マウスピース矯正6か月~2年程度30万~90万円程度
ワイヤー矯正1年半~3年程度70万~120万円程度
外科矯正2~3年程度症例によって異なる

実際の治療期間や費用は、抜歯の有無や歯の移動量によって大きく異なります。
そのためまずは精密検査を受け、ご自身に適した治療方法を知ることが大切です。

当院は口ゴボを含めた矯正相談を無料で行なっています。
シミュレーション作成も無料ですので、まずは話だけでも聞いてみたいという方でもお気軽にお問い合わせください。
ご予約はWeb予約も承っております。


口ゴボを治したいなら、まずは原因を正確に診断することが大切

口ゴボには歯並びが原因のものと骨格が原因のものがあり、適切な治療法は一人ひとり異なります。
「マウスピース矯正で治ると思っていたが実は骨格性だった」「逆に外科手術が必要と思っていたが矯正だけで改善できた」というケースも少なくありません。

当院ではCTや口腔内スキャナーを活用した精密検査を行い、患者さま一人ひとりに合わせた治療方法をご提案しています。 口元や横顔が気になる方は、お気軽にご相談ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 軽い口ゴボなら自力で治せますか?

A. 筋肉や癖が原因の一部であれば改善する可能性はありますが、歯並びや骨格が原因の場合はセルフケアだけで治すことは困難です。

Q. 口ゴボはマウスピース矯正でも治せますか?

A. 歯槽性の口ゴボであれば、マウスピース矯正で改善できるケースが多くあります。適応は精密検査によって判断します。

Q. 口ゴボの治療で抜歯は必要ですか?

A. 歯を後方へ十分に移動させる必要がある場合は、抜歯を行うことでより理想的な横顔を目指せることがあります。


まとめ

口ゴボの治し方は、その原因によって大きく異なります。セルフケアで改善できるケースは限られており、多くの場合は矯正治療などの専門的なアプローチが必要です。

口元や横顔が気になる方は、自己判断せずに一度歯科医院で精密検査を受け、ご自身に合った治療方法を確認してみましょう。

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