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新宿区 飯田橋駅徒歩1分の歯医者 総合歯科
Refino Dental Clinic(レフィーノデンタルクリニック)

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-1 相沢ビル3F
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良い歯並びと悪い歯並びの違い|歯並びを良くするための方法は?

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自分の歯並びの悪さが気になってしまい、人の目が気になってしまい自信をもって笑えない…そんな人もいるのではないでしょうか。そもそも良いとされる理想の歯並びとは何か、悪い歯並びとの違いについてわかりにくいと感じている人もいるかもしれません。歯並びが気になっている人向けに、まずはどんなケースが考えられるのか、また歯並びを良くしたいと思ったときにどんな方法があるのか紹介します。自分の歯並びを改善したいと考えている人も、参考にしてみてください。

良い歯並びとは?

良い歯並びに対して、イメージする理想像は人によっても変わってきます。
一般的には以下のような条件を満たす歯並びを審美的にも美しいとしています。

  • 歯の上下・左右が対称である
  • 1歯対2歯咬合である(1つの歯に2つの歯が接触する)
  • 上下の正中線が一致している
  • オーバージェットやオーバーバイトが+2~3mm以内

歯を奥歯で噛み合わせた「い」の表情をしたときに、鼻の下にある人中と顎の中央を結んだ線が一致していますか。上下の歯が正しい位置にあり、噛みあうべき場所に適切に力が加わっている状態です。噛み合わせに問題がないということは、歯並びにも問題がないことを示しています。

例えば、歯並びは見た目的にも問題がないのに、噛み合わせがうまくできない人もいます。その場合は、オーバージェットになっている可能性も考えられます。例えば、上顎が前に突出している状態になり、出っ歯になっている人は、上の前歯が下の前歯よりも数ミリ出ている状態です。反対に顎が前に出ている受け口の状態だと、下の前歯が上の前歯よりも出ていることになります。

良い歯並びは、正面から見たときだけに限らず、横から見たときにも理想的な歯並びである必要があります。例えば、歯のすき間がなくきちんと噛み合わさっていることやEライン(エステティックライン)が整っていると、バランスが良いといわれています。良い歯並びとは、噛み合わせにも問題がない状態であり、審美的に見ても優れている状態です。

悪い歯並びの代表的な種類8選

各小見出しでは、それがどのような状態の歯並びなのか・見た目にはどのように映るかに加えて、原因やその歯並びによってどのようなリスクがあるのかについても詳しく説明する。(歯列矯正の必要性を感じてもらうのが目的)

悪い歯並びのことを「不正咬合」といいます。一口に不正咬合といっても歯の生え方によってさまざまな種類に分けることができます。具体的にはどのような不正咬合があるのか8種類のなかで紹介します。

上顎前突(出っ歯)

上顎前突(出っ歯)は、上下の顎もしくは歯で上の方が前に出ている状態のことをいいます。口を閉じにくくなってしまったり、横から見たときにはみ出して見えることから審美的にも影響しやすい歯並びです。出っ歯といってもどのくらいのずれがあるのかによって、見た目への影響は変わってきます。 下顎骨劣成長や上顎骨過成長のように遺伝的な要因によって出っ歯になることもあります。また、上顎の骨が大きい人や下顎の骨が小さいと出っ歯が生じている場合も多いといわれています。他にも「歯槽性」という、歯の位置関係によって出っ歯となることもあります。出っ歯は遺伝的要因に限らず、成長期の時期に長期間続き骨格に影響したものや口呼吸を続けることで顎骨の成長に影響して出っ歯になることもあります。 骨格による出っ歯の場合は動かす歯の範囲も広く、前後の幅が大きいときはギャップの改善や手術を必要とすることもあります。

下顎前突(受け口)

下顎前突とは下顎が、上顎に比べ前に出ている状態のことをいいます。「反対咬合」「受け口」と呼ばれることもあり、外見にコンプレックスを感じやすくなります。基本的には前歯の3本以上が逆被蓋になっている状態になり、遺伝的な要因による骨格性のものも多く見られます。家族で、下顎前突の治療を受けたことがあると、成長期の段階で様子を見つつ治療を行うかどうかを決めたほうがいいといわれています。そのため、少しでも「下顎前突かも?」と思うのであれば、一度確認するのをおすすめします。 また、下顎前突は発音が聞き取りにくくなってしまうこともあります。顎の位置によっても変わってきますが、そのまま発音することが難しく、下顎を前に出すことで前歯の接触を避けている状態です。特に「さ」行についての発音が正しくできないことも多く見られます。他には、食事面で前歯の咬合ができなくなってしまうこともあります。審美的な問題だけでなく日常生活のなかでも影響してしまう可能性があります。

上下顎前突(口ゴボ)

上下顎前突は口ゴボと呼ばれる歯並びのことをいいます。上下の顎や歯の位置が頭蓋よりも前に位置している状態です。そのため、正面から見たときよりも横から見たときに口元が突出しているのが特徴です。美しさの基準はさまざまですが、理想とされるEラインとは逆の状態になっています。前に出ているため、口を完全に閉じられなくなってしまいドライマウスになりやすくなります。虫歯や歯周病のリスクを高め、口臭が気になる人も少なくありません。横から見たときの顔をコンプレックスに感じてしまうため、自分に自信を持てなくなってしまう人もいます。 口ゴボの場合は歯を全体的に移動させる必要もありますし、状態によっては外科的な処置を必要とすることもあります。また、成長期の指しゃぶりや、舌で歯を押すのが習慣化している、口呼吸が続くとロゴボになりやすいといわれています。

叢生(ガチャ歯)

叢生とは、いわゆるガチャ歯といわれている状態です。歯が横に一列に生えている状態ではなく凹凸になったり、重なった状態で生えています。なかでも前歯の部分に大きく影響しているケースが多く、全体的に統一感のない状態になってしまっています。叢生になる原因として、歯が大きすぎるケースが考えられます。歯が並ぶためのスペースを十分に確保できなくなっているため、矯正し歯の位置を整えていきます。 叢生になるのは、遺伝的な要因も考えられますが習慣によるものや歯槽骨幅によって起きている可能性も十分に考えられます。特に現代人は歯の幅が広くなっており顎が小さな人が多い事からも叢生になりやすいといわれています。審美的な問題もありますし、歯が統一された生え方になっていないため歯ブラシがきちんと行き届かなくなってしまうことがあります。

空隙歯列(すきっ歯)

歯と歯の間にすき間ができてしまう状態を空隙歯列(すきっ歯)といいます。すき間があることで食事をしたときに歯に物が挟まりやすくなることもありますし、歯ブラシがきちんとできていないと虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうといわれています。 また、前歯の間が空いていると、人からの視線も感じやすくなり、口元をおさえて喋る人もいます。すきっ歯になる人は、もともと顎が大きく歯の幅が小さいケースが考えられます。先天性のもので歯の本数が少ない時にも起こりやすくなり、過剰な歯が歯根の間に生えている稀なケースも考えられます。 また、大人になってからすきっ歯になるケースとして歯周病も考えられます。歯を支えている骨が痩せてしまい負担に耐えられなくなると、歯間部にすき間ができてしまうこともあります。

過蓋咬合(ディープバイト)

過蓋咬合(ディープバイト)は、奥歯で噛み合わせたときに上の歯が下の歯にかぶさってしまい見えにくい状態のことをいいます。本来はかぶさらない部分になるため、歯に接触しやすくすり減ってしまう原因となることもあります。また、顎にも負担がかかるため顎関節症になる人も少なくありません。 不正咬合のなかでは、そこまで審美的に影響する部分ではないかもしれません。ただ、下の前歯が見えなくなってしまいますし、笑ったときに歯茎が目立つ状態になるガミースマイルという状態になっていることも考えられます。そのため、どうどうと笑えないと話す人も少なくありません。 自然に力が入る食いしばりも強くなることから、奥歯にかかる負担も大きくなり歯を失いやすくなります。また、歯磨きがきちんとできていないと虫歯や歯周病のリスクも高くなります。

開咬(オープンバイト)

奥歯で噛み合わせをしたときに、前歯がしっかりと閉じない状態のことを、開咬といいます。「オープンバイト」や「ポカン口」と呼ばれるものになり、ずっと口が開いているのもあり印象が悪くなってしまう人もます。口を閉じようとするとモコっとしてしまい、それがコンプレックスに感じることも少なくありません。審美的な部分でも気になるのが開咬になり、前歯で食事が噛めないなどの問題も起きてしまいます。そのままにしていると、さまざまなリスクも考えられるため、歯科矯正にて整える必要があるといわれている歯並びともいえるでしょう。 口が常に開いていることで乾燥しやすくなり細菌の繁殖が進みます。虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうこともあり、口臭が強くなるケースも少なくありません。感染症にかかりやすくなりますし、口呼吸だと酸素量が少なくなるため、脳の発達に影響してしまうこともあります。

交叉咬合(クロスバイト)

歯の上下の噛み合わせが、途中で反対になっている状態です。そのため「クロスバイト」と呼ばれており、成長期にその症状が見られるときは大人になってから顔に歪みが出てしまうこともあります。原因として多く見られるのは、上顎が小さいケースになり前歯のみの人もいれば奥歯と複合的に起きている人もいます。ずれている歯の本数は少ないので、そこまで影響しないと思われがちです。 ただ、その歯がきっかけとなり下顎がズレたまま成長し歯全体に影響が出てしまうこともあります。噛み合わせも悪いので、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。早めに歯並びの問題を解消することで、その後の歯のリスクを減らすことにも繋がります。

歯並びを良くするための方法

悪い歯並びをきれいに整える治療には「歯列矯正による方法」「人工的な被せ物による方法」の2種類が考えられます。どちらの方法を選択するべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。それぞれのメリット・デメリットも含めて、自分にあった方法を選ぶようにしてください。

歯列矯正

歯列矯正とは、何かしらの問題を抱えている歯並びや噛み合わせを治療することです。歯並びが悪い事を不正咬合といい、上下の噛み合わせに問題がでてしまう、発音が明瞭ではない、食事でしっかりと噛めないなどの不具合を起こしてしまうことがあります。歯列矯正を行うことで、歯並びについて悩むこともなくなりますし、食事や歯磨きもしやすくなり虫歯や歯周病のリスクを軽減することもできます。コンプレックスを感じ、人付き合いが積極的にできない人にとっても、歯並びを矯正することが大きなメリットになります。 歯科矯正には、さまざまな種類があります。一般的に多いブラケット+ワイヤーで行う「ワイヤー矯正」でも、前と後ろにつける方法が選択できます。決まった時間だけ装着する「マウスピース矯正」などもあり、自分のライフスタイルや希望に合わせて選択できます。ただし、歯並びの状態によっては、決まった矯正方法のみとなることも。 より詳しく知りたい方は、こちらのサイトも参考にしてみてください。 (内部リンク:「歯列矯正」)

被せもの(セラミック矯正)

歯そのものを動かすのではなく、自分の歯を削ってその上から被せ物をして歯並びを整える治療です。素材としてセラミックを使うことが多い為「セラミック矯正」と呼ばれることもあります。被せ物を行うだけで治療ができるため、矯正のように装置が目立つこともなく、何度も調整のために歯医者に通う必要もありません。食事に影響することもなく短時間で治療が出来るメリットもあります。一般的に矯正は2年程度の時間がかかりますが、セラミックの場合は2か月程度と短い期間で終わることもあります。また、歯の色や形なども自由に修正できるので、歯並び以外の問題も同時に解消できる良さがでてきます。 ただし、デメリットとして今ある健康な歯を削らなくてはいけなくなります。適切な形に削ったあとにセラミック製の被せ物を装着します。そのため抵抗感を感じてしまう人も少なくありません。また、どの程度削るのかはケースによっても変わり、歯髄が露出するときは神経を抜く処置も必要です。 そもそも歯並びの根本的な解決になっているわけではないため、歯科矯正をおすすめします。

子どものおしゃぶりは歯並びに悪い?

赤ちゃんを安心させ落ち着かせるおしゃぶりですが、長く使い続けていると歯並びに影響してしまうことがあります。口のなかにいれると、当たる歯に力がかかってしまい十分なスペースがとれなくなります。舌のすき間がなくなり舌が前歯を押し出してしまいます。また歯に圧がかかることで噛み合わせが悪くなり、受け口や開咬になる可能性も出てくるといわれています。おしゃぶりが悪いわけではないのですが、噛む力がついてくる2歳前後には卒業するのをおすすめします。

飯田橋で矯正歯科をお探しなら「Refino Dental Clinic」

飯田橋付近で歯列矯正のできる歯医者を探している人もいるのではないでしょうか。「Refino Dental Clinic」は、患者さん一人ひとりに合わせた矯正治療を行っています。見た目の改善はもちろん、噛み合わせなどの口腔機能の向上に繋げていきます。表につけるワイヤー矯正や、歯の裏面につけるリンガル矯正、上下で別に装着するハーフリンガル矯正などさまざまな方法を用意しています。カウンセリングや、治療後のケアにも力を入れていますので、安心して矯正のご相談にいらしてください。

まとめ

理想的な歯並びになりたいと歯列矯正を始める人も少なくありません。口元にコンプレックスがあると、どうしても人目が気になってしまい、思いきり笑えなくなってしまいます。歯列矯正を行ううえで、まずは自分の歯並びがどの種類になるのか、どんな矯正方法が選択できるのかを考えるようにしてください。また、子供の歯並びについても、早めに相談し治療をすることが大切です。

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