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Column

新宿区 飯田橋駅徒歩1分の歯医者 総合歯科
Refino Dental Clinic(レフィーノデンタルクリニック)

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-1 相沢ビル3F
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最新技術を駆使した歯科治療:口腔内スキャナーとマイクロスコープの併用がもたらすメリット|飯田橋の歯医者Refino Dental Clinic

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こんにちは。
飯田橋駅徒歩1分の歯医者Refino Dental Clinicです。

近年の科学技術やデジタル技術の向上により私たちの生活は便利で豊かになっており、一般社会の発展は医療業界の発展にも繋がります。
特に近年の歯科医療業界ではデジタル技術の飛躍的進化により、これまでになかった歯科医療体験を提供することが可能になっています。

今回は口腔内スキャナー(Intra Oral Scanner:IOS)と歯科用マイクロスコープの併用、つまりデジタルとアナログを融合させることでどのようなメリットがあるかをご紹介致します。

 

口腔内スキャナーとは

口腔内スキャナー(Intra Oral Scanner:IOS)は、デジタル技術を活用して患者の口腔内の3Dイメージを高精度で作成するデバイスです。
これまで歯科医院では伝統的なアルジネートやシリコーンなど粘土のような歯科印象材を使用し型取りを行なってきましたが、口腔内スキャナーを活用することでより迅速かつ快適に患者さんの口腔内の正確なデータを取得することが可能になりました。
口腔内スキャナーを活用することで、患者様は以下のようなメリットを受けることができます。

快適性

患者様は従来の歯型取りに比べて、より快適な体験を得られます。
これまでの粘土のような材料による型取りでは、型取りの材料が喉の奥に達することで嘔吐反射を引き起こすことがありますが、口腔内スキャナーを使用する場合、そのような不快感を感じることも抑えることが可能になります。

時間の節約

即時にデータを取得し、処理できるため、診療時間の短縮に繋がります。

精度の向上

高精度な3Dイメージを用いることで、より正確な診断と治療計画の立案が可能になります。
また、従来の伝統的な型取りの方法は歯科医師の知識や技術によって型取りの精度が左右されてしまいますが、口腔内スキャナーは使用者によるエラーがこれまでの型取りと比較して小さくなり、結果として補綴物のフィット感が向上するなど、治療結果の質も高まります。

デジタルデータの利便性

得られた3Dモデルはデジタルデータとして保存・管理されるため、再診時のデータ比較検討が可能になり、遠隔地の専門医などとデータ共有をすることでより多彩な治療計画の立案に繋がります。
さらには歯科技工所とデータを共有することでデジタル製造プロセス(CAD/CAM)への直接的なデータとしての利用が可能になり、セラミックなどの被せ物の製作そして納期の短縮にも繋がり、結果的に治療期間の短縮にも繋がります。

歯科用マイクロスコープとは

歯科用マイクロスコープとは、歯科治療におけるより精密さを要求される作業を支援するために設計された高度な光学機器です。
皆様も学生の頃に使ったことがある、いわゆる顕微鏡の歯科バージョンです。
このマイクロスコープは、特に細かい作業が必要とされる治療でその価値を発揮します。
歯科治療でよくマイクロスコープが活用される分野は、根管治療、歯周病治療、補綴治療、インプラント治療など、精度を要求されるあらゆる歯科手術において使用されます。

歯科用マイクロスコープのメリットについてはこちらの記事をご覧ください。

歯科治療の質を変える!歯科用マイクロスコープの驚きのメリット

口腔内スキャナーと歯科用マイクロスコープの併用

近年ますます注目を浴びているデジタルデバイスの口腔内スキャナーとアナログの歯科用マイクロスコープ、この二つを診療に応用することでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
これから一つずつ解説していきます。

精密な診断

マイクロスコープは高倍率での治療視野を可能にし、細部まで確認できるため、微細な病変や歯の状態を正確に診断することができます。
一方、口腔内スキャナーは3Dでの口腔内の正確なデジタルイメージを提供し、これまでの平面的な写真と比較し総合的な視点からの診断に貢献します。

精度の高い治療計画

口腔内スキャナーによる正確なデジタル印象は、治療計画の作成において非常に有用です。
マイクロスコープを使用して得られる詳細な観察結果と組み合わせることで、より正確で個別化された治療計画を立てることが可能になります。
CTデータとの併用も可能で、より肉眼に近い口腔内スキャナーによるデータと、CTの歯や骨のデータを組み合わせることでより精密な治療計画を作成できます。

患者様への説明が容易

口腔内スキャナーで得られる3Dイメージやマイクロスコープで拡大された画像は、患者様への状態説明や治療計画の提示に非常に役立ちます。
患者様は自分の口腔内の状態をより直感的に理解することが可能になり、治療の必要性や過程について納得しやすくなります。
口腔内スキャナーの種類によってはスキャンデータをQRコードなどで患者様と共有することも可能で、患者様も得られたデータをご自宅などで確認することで日々の歯ブラシの意識付けに役立てることも可能です。

治療の質の向上

マイクロスコープを使用して行なう精密な作業と口腔内スキャナーによる正確なデータ収集は、治療の質を向上させることができます。
例えば、セラミッククラウンなどの補綴物のフィット感の向上や、微細な歯周治療が可能になります。
インプラント治療での応用も可能で、術前にスキャンデータとCTのデータを採取していれば、インプラントを正確な位置に植立するためのサージカルガイドを作成することもでき、より安全で正確な治療を可能にすることもできます。

デジタルとアナログの融合

マイクロスコープのアナログな高精細観察と、口腔内スキャナーのデジタル技術の組み合わせは、これまでの伝統的な方法と最新技術の利点を融合させることができます。
これにより、患者さんにとって最適な治療結果を実現することが可能になります。

まとめ

口腔内スキャナーとマイクロスコープとの併用によるメリット
・より精度の高い診断が可能
・より精度の高い治療計画の提案が可能
・患者様へより状況説明をしやすくなる
・治療の質の向上につながる
・デジタルとアナログの融合

いかがでしたでしょうか?
デジタルにはデジタルの良さ、アナログにはアナログの良さがあり、それを上手く組み合わせることでそれぞれのメリットがより効果的に活かせることができます。
Refino Dental Clinic飯田橋院にはマイクロスコープはもちろん、口腔内スキャナーも導入済みです。
またCTも完備しており、患者様のお口の状態をより詳細に知るための設備を次々に導入しています。
特に口腔内スキャナーはマウスピース矯正やセラミックの型取りだけでなく、主に患者様への説明用ツールとしても活用しているため、カウンセリング時により詳細な情報を説明させていただきます。
当院では患者様から得られるデータが多ければ多いほど、より緻密な治療計画のご提案に繋がると考えております。
私たちはこれからも患者様の健康のためにさまざまな最新技術を駆使していくため、日々研鑽を積んでおります。

お口の中でお困りごとがございましたら、ぜひRefino Dental Clinic飯田橋院へお問い合わせください。
お電話が苦手な方でもWeb予約やLINEでのお問い合わせも可能ですので、お好みのご連絡方法でお待ちしております。

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