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ヒップホップから古代文明まで:ティースジュエリーの多様な歴史|東京都新宿区、飯田橋の歯医者Refino Dental Clinic

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ティースジュエリーの歴史と現代のトレンド

ティースジュエリーは装飾的な歯の修飾の歴史を持つユニークなトレンドです。
この美しいカスタムは古代から現代まで続いており、多くの文化で重要な役割を果たしてきました。
この記事ではティースジュエリーの歴史を詳細に探り、現代のトレンドとその健康への影響についても考察します。

古代のティースジュエリー

新石器時代

ティースジュエリーの最も古い例の一つは、トルコのチャタルヒュユク遺跡から発見されました。
紀元前6300年から紀元前6700年にかけて、この地域の住民は人間の歯を装飾品として使用していました。
これらの歯は儀式的または象徴的な意味を持ち、死者の遺骨から抽出されたものと考えられています。

マヤ文明

1800年紀から250年紀にかけて、マヤ文明の人々は歯に穴を開け、翡翠、トルコ石、金、ヘマタイトなどの宝石を埋め込む技術を発展させました。
これらの装飾は社会的地位や美の象徴として機能し、特定の植物の樹液を接着剤として使用していました。

エトルリア文明

紀元前800年から紀元前200年にかけて存在したエトルリア文明では、裕福な女性が前歯を取り除き、金のバンドに宝石や象牙で作られた歯を取り付けていたことが知られています。
これらは主に社会的ステータスを示すためのものでした。

中世から近代のティースジュエリー

日本の「お歯黒」

8世紀から12世紀にかけて、日本の貴族階級では歯を黒く染める「お歯黒」という習慣がありました。
この習慣は美と健康、地位の象徴とされており、鉄粉を酢に溶かしたもので歯を染めることで、歯の保護や虫歯予防の効果があると信じられていました。
しかし、1870年に明治政府によってこの習慣は禁止されました。

フィリピンの「金歯」

1178年には、中国の探検家たちがフィリピンの山岳地帯で「金歯」を持つ部族に出会ったことが記録されています。これらの金歯は、金のプレートを口の中に打ち込む方法で作られていました。

現代のティースジュエリー

ヒップホップ文化とグリルズ
1980年代に入ると、ヒップホップとラップのアーティストたちがティースジュエリーを再び流行させました。
Flava FlavやBig Daddy Kaneなどのアーティストが金やダイヤモンドを用いた「グリルズ」を身につけることで、このトレンドが広まりました。
2005年にはラッパーのNellyがシングル「Grillz」で注目を集め、カニエ・ウェストやリアーナなどのセレブリティたちもこのトレンドに加わりました。

健康への影響

ティースジュエリーは見た目の美しさや個性を表現する手段として人気がありますが、口腔衛生の観点からは注意が必要です。
ジュエリー周囲はプラークの蓄積や虫歯、歯周病のリスクを高める可能性があり、適切な口腔ケアが求められます。
特に長期間の装着はエナメル質の損傷や歯の欠け、歯肉炎などの原因になることがあるため、注意が必要です。

ティースジュエリーのトレンドとメンテナンス

現代では、ティースジュエリーは多様化しており、グリルズ、歯のタトゥーなど様々な形で楽しむことができます。
しかし、これらの装飾を楽しむ際には、口腔内の清潔さを保ち、定期的な歯科検診を受けることが重要です。
また、装飾品を取り外して清掃する習慣を持つことも推奨されます。

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