コラム
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新宿区 飯田橋駅徒歩1分の歯医者 総合歯科
Refino Dental Clinic(レフィーノデンタルクリニック)
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-1 相沢ビル3F
JR飯田橋駅 東京メトロ飯田橋駅 都営大江戸線飯田橋駅
Refino Dental Clinicです。
皆様、歯の黄ばみが気になってクリーニングで歯医者に行ったことがある方も多いかと思います。
歯の黄ばみについて担当の先生や衛生士さんに質問されたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、今回は歯の黄ばみの原因について解説していきたいと思います。
①着色・歯石の付着
②加齢変化 ③むし歯や治療後の詰め物よる変色 ④神経がない歯 ⑤歯の磨きすぎ ⑥口の乾燥 ⑦薬品による着色 ⑧遺伝病などによる着色 ー歯を白くする治療方法ー |
①着色・歯石の付着
着色
色の濃い飲み物・食べ物を回数多く食べる方は歯に色素(ステイン)が付着しやすくなります。
これは飲食物の色素なのですが、一度付着してしまうとブラッシングでは簡単には落ちないほど、強力に付着しています。
代表的な食品をあげます。「よく食べる」という方は、要注意です。
コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、赤ワイン、コーラ、ココアなど カレー、ケチャップ、合成着色料などを使用した食品 たばこや葉巻も着色の原因となります。
歯石
ブラッシングがうまくできずに磨き残しが多くなるとプラークが硬くなり、歯石となります。
歯石が歯に付着すると、とても汚く見えます。また歯だけでなく、歯茎も腫れてくるためより汚く見えたり、口臭もでてきます。
こうなると汚れだけではなく「歯周病」という状態です。 歯石の色は、最初は「白〜黄色」ですが、先ほどのステインなどが付着し始め、徐々に「黒」へと着色していきます。
②加齢変化
年齢とともに歯は黄色くなります。
もともと象牙質は黄色なのですが、加齢とともにその色が濃くなっていきます。 そして、日々の生活でエナメル質が薄くなる(ブラッシングや咬耗)ことで、象牙質そのものの色が透けて見えてくるようになります。
これらは生活していくうえで避けることができないことなのですが、「ホワイトニング」によって改善します。
③むし歯や治療後の詰め物よる変色
むし歯は黒く見えることをみなさんご存知かと思います。
全部黒くなっている訳ではありませんが、むし歯になった歯は黒くなります。 そしてむし歯になると穴もあきます。穴が開いただけでも黒く見えてしまいます。
治療を受けた歯でも「詰め物の変色」や「金属による歯の変色」が起こります。いわゆる経年的劣化というものですが、これらが歯を黄色くみせる原因となります。
また、詰め物や被せ物に金属を使った治療を数多く受けている方は、どうしても黒く見えやすくなります。
④神経がない歯
むし歯などにより治療を受けて「神経をとった歯」や気づかないうちに「神経が死んでしまった歯」は、時間とともに少しずつ黒ずんでいきます。
特に「神経が死んでしまった歯」は内側から黒くなっているため、しっかりと治療をする必要があります。
⑤歯の磨きすぎ
②の加齢変化にもかかわることですが、間違ったブラッシングをおこなっていると黄色く見えるようになります。
例えば、粗い研磨剤が入った歯磨き粉で磨いていると、少しづつエナメル質が削れて薄くなり、黄色い象牙質が透けて歯が黄色くなってきます。正しいブラッシング方法を知ってもらう必要があります。
⑥口の乾燥
口が乾燥すると歯に着色がみられるようなります。 これは唾液による「洗浄効果」が弱くなるためです。
本来であれば付着しないステインやプラークが付着することが原因です。 口呼吸・口腔乾燥症(ドライマウス)・歯並びが悪くて、唇が閉じにくい方にみられます。
口呼吸の改善、歯列の矯正治療、ドライマウスの治療が必要となります。
⑦薬品による着色
薬品の中には歯に着色するものもあります。 色の濃いうがい薬や内服薬で歯に着色が起こることがあります。
うがい薬(ポピドンヨード、クロールヘキシジン)、液体漢方薬、抗生物質(テトラサイクリン)など 色の濃い液体の薬などは、使用後にうがいをすることをお勧めします。
⑧遺伝病などによる着色
遺伝的な病気や代謝異常によって変色することがあります。先天性ポルフィリン症、低フォスファターゼ血症、上皮小体機能亢進症、先天性梅毒、過ビリルビン血症、母親が先天性タンパク血症、糖尿病の場合など。
遺伝病は根本的な対応が難しいので、歯科治療にて対応することをお勧めします。(状態によっては改善が難しいことがあります)
8つの原因をあげました。ご自身で、「これが原因だ」と思うものはありましたか?
次は歯の着色に対する治療法を説明します。
ー歯を白くする治療方法ー
①歯石、着色除去やPMTC
一度付着してしまったステインや歯石は歯科医院でとってもらいましょう。
原因がステインだけであれば、除去することで白くきれいな歯になります。 (一番簡単な方法です) 歯石が付着している方は歯周病も併発していることがほとんどです。
歯周病の治療も受けて、歯ぐきもきれいにすることで、よりきれいな白い歯になります。 どちらも、磨き残しが主な原因です。
3ヶ月に一回の定期的な受診で日頃のブラッシングで落としきれていない汚れをとることをお勧めします。
②ホワイトニング
原因であげた「②加齢変化」、「④神経がない歯」に効果のある治療方法です。
加齢変化による着色は象牙質の色ですから、ホワイトニングを行うことで白くきれいな歯にすることができます。
また、神経のない歯は、通常の表側から行うホワイトニングでは完全に白くすることができませんが、変色の程度や状態によって白くできる場合もあります。
③再度の歯科治療
原因であげた「③むし歯や治療後の詰め物よる変色」に対しては、再度治療を行います。
むし歯や詰め物の変色、金属による歯の変色はホワイトニングでは改善しません。 再度、治療を受ける必要があります。 むし歯の治療や詰め物のつめ直しなどになります。
治療の際に、ホワイトニングやセラミックを受けることで、より白いきれいな歯にすることができます。
④ラミネートベニア
すべての原因に対応することができますが、主に前歯の治療となります。
変色してしまった歯の表面を薄く削り、型取りをして、薄いセラミック作製して歯に接着します。
歯を大きく削る必要がないため、ご自身の歯を少しでも大切にしたい方にお勧めです。 咬み合わせなど適応がありますので、すべての方にできる方法ではありませんが、希望される方はご相談ください。
⑤セラミッククラウン
これはもっとも確実に白くきれいにする事ができます。 しかし、ご自身の歯を大きく土台の形に整える必要があります。
歯の神経がない歯やもともと被せ物が入っている歯であれば、さほど気にならないかもしれません。 色や形も変えることができますので、理想的な歯にすることができる方法です。
複数の歯であれば、歯並びや咬み合わせも改善させることも可能です。 またホワイトニングと併用することで、より白くきれいな歯にすることも可能です。
歯の変色の原因と白くする方法を述べました。 色々な原因と方法がありますが、保険内で行えるものから、時間と費用をかけてしっかり治すものもあります。
当院ではカウンセリングの時間をとても大切にしております。
歯が黄ばんでしまう原因の説明から、原因に合わせた解決方法・治療方法について時間をかけてしっかりと説明させていただきます。
今回解説した黄ばみが気になる、またその他の相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
ネット予約も可能です。
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