新世代のマウスピース矯正・エンジェルアライナー(Angel Aligner)
はじめに
「矯正治療=目立つワイヤー」という時代から、いまやマウスピース矯正が成人矯正の主流の一つになりつつあります。
特に近年では日本国内でも様々なマウスピース矯正ブランドが誕生し、矯正を検討している患者様の選択肢として多く選ばれているという現状があります。
そんな中、アジア発のマウスピース矯正ブランドで、高いクオリティと設計精度で注目を集めるエンジェルアライナーが、日本の矯正歯科市場にも新たな選択肢として登場しています。
本稿では、その歴史と国内導入の背景、そして精密歯科をコンセプトとしている私たちRefino Dental Clinicがこの装置を提案する理由について解説していきます。
エンジェルアライナーの誕生と発展
エンジェルアライナーを手がけるエンジェルアライン・テクノロジー社は2003年に中国で設立され、クリアアライナー(マウスピース)の研究・開発をスタートしました。
特許技術の取得、3Dプリンターを活用した量産ラインの整備、専用ソフトウェア『iOrtho』の導入など、技術革新を段階的に進めてきた経緯があります(例:2006年に技術特許を取得)。
2010年代に入ると東南アジア・欧州へ展開を進め、2021年には香港証券取引所に上場。
アジア圏における透明アライナー市場で存在感を増し、「20年以上の開発歴」「100万症例以上の臨床実績」という数字を掲げるブランドに成長しました。

日本導入の現状と希少価値

日本への本格上陸からまだ日は浅いため、日本国内での取り扱い医院数はまだ限られており、国内ライセンスを取得した矯正医は100人前後とも言われています。
インビザラインは現在では多くの歯科医院で導入されており患者様からの認知度も高いですが、エンジェルアライナーは海外では現在50カ国以上で提供されているブランドであり、中国国内ではインビザラインを凌いで国内シェアNo.1とも言われており、開発の歴史等も考慮し当院で導入することとなりました。
特に日本国内の矯正医の間では数ある海外のマウスピース矯正ブランドでもエンジェルアライナーに対する関心が強く、今後日本国内におけるマウスピース矯正ブランドでも有力な選択肢となり得ると当院では考えています。
なぜ当院で提案するのか
当院がこの装置を採用する理由は次の3点です:
- アジア人データ適応設計:欧米ブランドと比較して、アジア人の顎骨・歯列形態に合わせた設計が行われており、日本人の成人矯正に適した選択肢として適していると考えられます。
- エンジェルボタンの優位性:従来のマウスピース矯正ではゴム掛け用の牽引ボタンは歯面に直接装着する必要があり、これによるマウスピースのフィットの甘さに問題がありましたが、エンジェルアライナーでは『エンジェルボタン』と呼ばれるボタンがマウスピースに直接組み込まれており、他ブランドには無い機能に優位性が認められます。
- AIによる効率化:エンジェルアライナーではAI支援によるセファログラム分析や治療計画、CTデータのマッチングにより高精度かつ効率的に治療計画を作成することが可能です。
適応症の確認が鍵
ただし、注意するべき点もあります。
マウスピース矯正には着脱式の矯正装置であり、一般的に「装着時間の自己管理」「取り外し時のセルフケア」「装着方法のコンプライアンスの遵守」などが成否を左右するという性質があります。
エンジェルアライナーも例外ではありません。
また、重度の骨格性反対咬合・顎変形症などは従来通りワイヤー矯正・外科矯正が適応となる場合があります。
つまり、装置自体の特徴や性能の良さだけでなく、適応範囲・計画・管理体制が重要です。
当院では術前にCT・口腔内スキャナーで精密検査を行い、デジタルシミュレーションを用いて「この装置が本症例に適合しているか」をしっかり説明しています。
まとめとお知らせ
エンジェルアライナーは近年日本に本格上陸したものの、本国では20年以上の歴史を誇り中国国内ではNo.1シェアとも言われるマウスピース矯正ブランドです。
海外展開も積極的で現在では50カ国以上で展開されているグローバルな矯正装置となります。
アジア人の症例データ数やエンジェルアライナー独自の機能などを考慮し、当院では導入することとなり患者様へご提案しています。
当院ではエンジェルアライナーを含めたマウスピース矯正では一律料金ではなく、症例の難易度やマウスピースの枚数に応じた、患者様の口腔内に合わせた料金設定をしています。
矯正無料相談を行なっており、無料シミュレーションも作成していますのでお気軽にお問い合わせください。