マウスピース矯正で虫歯になった原因とは?歯科医が本音で解説
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マウスピース矯正で虫歯になった?原因と対策を歯科医が徹底解説
「マウスピース矯正を始めたら虫歯になってしまった…」
このようなご相談は実際に少なくありません。
一見、取り外しができて清潔そうに見えるマウスピース矯正ですが、
使い方を間違えると虫歯リスクが高くなるケースがあります。
本記事では、マウスピース矯正中に虫歯になる原因と予防方法、
そして当院で行っている対策について詳しく解説します。
マウスピース矯正で虫歯になる3つの原因
① 唾液が行き届きにくくなる
マウスピースを装着している間は、歯が覆われる状態になります。
唾液には再石灰化や洗浄作用がありますが、
それが十分に働かなくなることで虫歯リスクが上がります。
② 食後すぐに装着してしまう
歯磨きをせずにマウスピースを装着すると、
食べカスや糖分を閉じ込めてしまい、
虫歯菌が増殖しやすい環境になります。
③ マウスピース自体の汚れ
マウスピースに細菌が付着したまま使用すると、
口腔内に菌を循環させてしまいます。
実はワイヤー矯正より安全?誤解されやすいポイント
「マウスピース矯正は虫歯になりやすい」と思われがちですが、
正しく使用すればワイヤー矯正よりも清掃性は高いのが特徴です。
- 取り外して歯磨きができる
- フロスが使いやすい
- 歯面を直接しっかり清掃できる
つまり、虫歯になるかどうかは使い方次第と言えます。
虫歯にならないための5つの対策
① 食後は必ず歯磨きをしてから装着
最低限、水うがいではなくブラッシングを徹底しましょう。
② フロス・歯間ブラシを習慣化
特に矯正中は歯と歯の間の虫歯が増えやすいため重要です。
③ マウスピースも毎日洗浄
専用洗浄剤や流水での洗浄を習慣にしましょう。
④ 間食・ジュースの頻度を減らす
装着時間が長いため、
糖分が口の中に長時間留まりやすくなります。
⑤ 定期的なプロフェッショナルケア
自分では落としきれない汚れを、
歯科医院で定期的に除去することが重要です。
当院の取り組み|虫歯リスクを最小限にするために
Refino Dental Clinicでは、
マウスピース矯正中の虫歯リスクを抑えるために、
以下の取り組みを行っています。
- 口腔内スキャナーによる精密診断
- CTによる歯根・骨の評価
- マイクロスコープによる虫歯の早期発見
- 定期的なクリーニングと管理
「見える化された診断」により、
初期の虫歯も見逃さず、早期対応が可能です。
当院は保険医療機関ですので、保険適用内での虫歯治療も対応可能です。
まとめ|マウスピース矯正は「管理」がすべて
マウスピース矯正で虫歯になったというケースの多くは、
正しい管理ができていないことが原因です。
しかし裏を返せば、
適切に管理すれば虫歯リスクは十分にコントロールできます。
当院では、矯正治療だけでなく
将来の歯を守るための予防管理まで含めた診療を行っています。
執筆者情報
Refino Dental Clinic
院長 柿木 辰美
日本矯正歯科学会所属