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2026年06月12日

歯がボロボロでも治療できる?|今からでも間に合う歯科治療を歯科医師が解説

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歯がボロボロでも治療できる?|今からでも間に合う歯科治療を歯科医師が解説

「歯がボロボロで、もう治療できないのではないか」「恥ずかしくて歯医者に行けない」「怒られそうで怖い」――このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。

結論からお伝えすると、歯が大きく悪くなっている状態でも治療できるケースは多くあります。
虫歯が多い、歯が欠けている、歯が抜けたままになっている、噛めない、見た目が気になるといった状態でも、現在のお口の状態を正確に診断し、段階的に治療を進めることで改善を目指すことができます。

大切なのは「今さら遅い」と諦めることではなく、まずは現在の状態を正しく把握することです。
飯田橋・神楽坂エリアのRefino Dental Clinicでは患者様のお気持ちにしっかりと寄り添いながら、可能な限り歯を残し、再治療の少ないお口の状態を目指した治療計画をご提案しています。


歯がボロボロでも、すぐに抜歯とは限りません

歯が大きく欠けていたり、虫歯が進行していたりすると、「もう抜くしかないのでは」と不安に感じる方もいらっしゃいます。しかし、見た目だけでは歯を残せるかどうかは判断できません。

歯の根の状態、骨の状態、歯周病の進行具合、噛み合わせ、残っている歯質の量などを総合的に確認することで、保存できる可能性があるかどうかを診断します。

特に、根管治療や歯周病治療、噛み合わせの調整などを適切に行うことで、抜歯を避けられるケースもあります。もちろん、すべての歯を必ず残せるわけではありませんが、「ボロボロだから全部抜く」という考え方ではなく、まずは残せる歯と残すことが難しい歯を見極めることが重要です。


「歯医者に行くのが恥ずかしい」と感じている方へ

歯が悪くなっている方の中には、治療そのものよりも「見られるのが恥ずかしい」「怒られそう」「なぜここまで放置したのかと言われそう」といった不安から、受診をためらっている方も多くいらっしゃいます。

しかし私たちRefino Dental Clinicでは決して患者様を怒ることはありません。
お口の状態が悪くなってしまった背景には、仕事の忙しさ、過去の歯科治療への恐怖、費用面の不安、体調の問題など、さまざまな事情がありますし、お気持ちはとてもよくわかります。

Refino Dental Clinicでは、まず患者様のお悩みやご希望を丁寧に伺い、今後どのように改善していくかを一緒に考えていきます。
恥ずかしさや不安を感じている患者様ほど、まずは安心して相談ができる場所を提供することが大切だと考えています。


歯がボロボロになる主な原因

歯が大きく悪くなる原因は一つではありません。多くの場合、複数の要因が重なって現在の状態になっています。

歯科治療への恐怖心

過去に受けた歯科治療がトラウマとなり、歯科治療自体に恐怖心を抱く方も少なくありません。
恐怖心により、歯科医院から足が遠のいてしまい多少の痛みがあっても我慢し続けた結果、虫歯や歯周病の進行により、歯がボロボロになってしまいます。

虫歯の進行

虫歯を放置すると、歯の表面だけでなく内部まで細菌感染が進み、歯が大きく欠けたり、神経に炎症が起きたりします。さらに進行すると、歯の根の先に膿がたまり、腫れや痛みの原因になることもあります。

歯周病

歯周病は、歯を支えている骨が少しずつ溶けていく病気です。初期には自覚症状が少ないため、気づいた時には歯がグラグラしていることもあります。歯周病が進行すると、歯そのものは虫歯でなくても抜歯が必要になる場合があります。

過去の治療の繰り返し

一度治療した歯でも、詰め物や被せ物の隙間から再び虫歯になることがあります。
再治療を繰り返すたびに歯の量は少なくなり、最終的に歯を残すことが難しくなることがあります。

噛み合わせや歯ぎしり

強い噛みしめや歯ぎしりがあると、歯に大きな負担がかかります。その結果、歯が割れたり、被せ物が壊れたり、歯周病が悪化しやすくなったりすることがあります。


歯がボロボロの場合、どこから治療する?

お口全体に問題がある場合、いきなりすべての治療を始めるのではなく、優先順位を決めて段階的に進めることが大切です。

1. 痛みや腫れなど急性症状への対応

まず痛みや腫れの急性症状がある場合は症状を緩和させるための応急処置を行います。

痛みを抱えたままですと、日常生活にも影響が出てしまいますので最優先に行なっていきます。

2. お口全体の検査

レントゲンやCT、歯周病検査、口腔内写真、口腔内スキャナーなどを用いて、歯・骨・歯ぐき・噛み合わせの状態を総合的に確認します。
歯1本ずつの部分的な診断だけでなく、お口全体の問題点を捉えることで将来的な再発リスクを減らす治療計画につながります。

3. 残せる歯と残すことが難しい歯の診断

すべての歯を同じように治療するのではなく、長期的に残せる可能性が高い歯、慎重な判断が必要な歯、残すことが難しい歯を分類します。
この診断が、治療全体の方向性を決める重要なポイントです。
残すことが難しい歯などは、どういう理由で残せないのか、医学的な見地を交えて当院ではわかりやすく説明いたします。
中、長期的な目線でトラブルを起こしそうな歯についてもしっかりと説明いたします。

4. 精神的負担が少ないことから始める / 治癒に時間がかかることから始める

長年歯科医院に通院できなかった理由として、そもそも歯科治療が怖いということもあります。

恐怖心がある場合はまず、精神的に負担が少ない治療、例えば歯石取りやクリーニングなどの麻酔も使わず歯を削る事のない内容から治療を開始することができます。

少しずつでも良いのでまずは歯科治療に慣れてもらう、無事に治療ができたら次のステップに進んでいきます。

そして、可能であればまずは治癒に時間がかかる治療を先に進めていきます。
具体的にいうと、残せない歯の抜歯や親知らずの抜歯、インプラント手術などの外科治療です。

外科治療は傷口の回復に時間がかかり、インプラントも骨との定着期間を待つ必要があるので、できれば優先的に行いたい治療です。

これらの治療が終わったら、細かい虫歯などがある場合虫歯治療などに移行していきます。

5. 最終的な治療へ進む

細かい虫歯治療や根管治療も終え、傷口の回復やインプラントの定着が終わった頃に最終的なステップへ移行します。
仮歯への置き換えでまずは噛み合わせを構築する、一定期間仮歯でリハビリを行なったらセラミックなどの被せ物に交換し、治療のゴールへ向かっていきます。


歯がボロボロで実際に治療を行った症例

主訴虫歯を長年放置し歯がボロボロになってしまい困っており、全体治療のため来院
治療内容インプラント治療
治療期間約1年
費用5,016,000円
リスク・副作用インプラント手術後に一時的に腫れや痛みが生じることがある。
メンテナンスを怠ると、虫歯や歯周病、インプラント周囲炎のリスクがある。

こちらの患者様は残せる歯と残念ながら残せない歯の診断がしやすく、歯茎に埋もれつつある歯は虫歯の進行が大きく抜歯せざるを得ませんでしたが、それ以外の歯は虫歯治療で問題なく保存できると判断しました。

まずは全体的に歯茎の炎症が強く、清掃状態も良好ではなかったため、歯科衛生士による歯周病治療と並行して抜歯を行いました。

抜歯後の治癒期間では歯周病治療とブラッシング指導、細かな虫歯治療を開始しました。

抜歯後の傷口の治癒が確認できたら、インプラント治療に移行しています。
インプラント手術後は骨との定着を待つ期間があるので、再び歯周病治療や虫歯治療を再開しました。

定着後はインプラントの仮歯装着、噛み合わせのリハビリ期間中にインプラント部分を含めたケア方法説明を徹底しています。

噛み合わせが安定してきたらインプラントの最終的な被せ物を装着し、メンテナンスに移行しています。


歯を残すために大切な精密診断

歯が大きく悪くなっている場合ほど、最初の診断が重要です。
痛いところだけを治療するのではなく、なぜ悪くなったのか、今後どうすれば再発を防げるのかを考える必要があります。

Refino Dental Clinicでは、必要に応じてCTによる3次元的な診断や、マイクロスコープを用いた精密な治療を行います。歯の根の状態や骨の状態を詳しく確認することで、歯を残せる可能性を慎重に判断します。

「できるだけ歯を残したい」というお気持ちに対して、ただ残すだけではなく、長期的に機能するかどうかまで考えた診断を大切にしています。


歯が抜けている場合の治療方法

すでに歯が抜けている場合や、抜歯が必要になった場合でも、噛む機能や見た目を回復する方法があります。

インプラント治療

インプラントは、失った歯の部分に人工歯根を埋入し、その上に被せ物を装着する治療です。周囲の歯を大きく削らずに治療できる点が特徴です。

骨の状態や全身状態によって適応は異なりますが、しっかり噛みたい方、入れ歯に抵抗がある方、見た目と機能の両方を重視したい方に選択肢となることがあります。

ブリッジ

ブリッジは、抜けた歯の両隣の歯を支えにして、連結した被せ物を装着する治療です。固定式のため違和感が少ない一方で、支えとなる歯を削る必要があります。

入れ歯

入れ歯は、複数の歯を失っている場合にも対応しやすい治療方法です。保険診療で対応できる場合もありますが、装着感や見た目、噛みやすさに差が出ることがあります。


見た目を改善したい場合の治療

歯がボロボロの状態では、噛む機能だけでなく、見た目に悩まれている方も多くいらっしゃいます。前歯の欠け、変色、歯並び、被せ物の劣化などは、笑顔や会話への自信にも影響します。

見た目を改善する治療としては、セラミック治療、ホワイトニング、矯正治療、インプラント治療などがあります。ただし、見た目だけを整えても、虫歯や歯周病、噛み合わせの問題が残っていると、再治療につながる可能性があります。

そのため、まずは土台となる歯や歯ぐきの状態を整えたうえで、審美的な治療を行うことが大切です。


歯がボロボロの場合、治療期間はどのくらい?

治療期間は、お口の状態や治療内容によって大きく異なります。
小さな虫歯が複数ある程度であれば比較的短期間で終わることもありますが、根管治療、歯周病治療、インプラント治療、矯正治療などを組み合わせる場合は、数か月から1年以上かかることもあります。

大切なのは、最初に全体の治療計画を立てることです。
行き当たりばったりで治療を進めると、途中で計画が変わったり、再治療が必要になったりする可能性があります。

Refino Dental Clinicでは、患者様のご希望や生活背景も踏まえながら、治療の優先順位、期間、費用、通院回数の目安をご説明しています。


費用が心配な方へ

歯がボロボロの状態では、複数の治療が必要になることもあるため、費用面の不安を感じる方も多いと思います。

治療には、保険診療で対応できるものと、自費診療になるものがあります。痛みを取る治療、虫歯治療、歯周病治療、入れ歯などは保険診療で対応できる場合があります。一方で、セラミック治療、インプラント治療、精密根管治療、矯正治療などは自費診療となることがあります。

どの治療を選ぶかによって、見た目、耐久性、再治療リスク、噛みやすさなどが変わります。そのため、費用だけでなく、将来的にどのようなお口の状態を目指したいかを一緒に考えることが大切です。


歯がボロボロになる前の状態に戻すのではなく、これから悪くなりにくい状態を目指す

治療で大切なのは、単に穴を埋めることや、抜けた歯を補うことだけではありません。なぜここまで悪くなってしまったのかを考え、今後同じことを繰り返さないようにすることが重要です。

虫歯や歯周病の原因、磨きにくい歯並び、噛み合わせ、過去の治療の劣化、生活習慣などを見直すことで、治療後のお口を長く安定させることにつながります。

Refino Dental Clinicでは、治療後のメンテナンスも重視しています。治療して終わりではなく、良い状態を維持することまで含めてサポートします。


よくある質問

Q. 歯がボロボロでも診てもらえますか?

はい、診察可能です。お口の状態が悪いほど、早めに検査を受けることが大切です。恥ずかしさや不安がある方も、まずは現在の状態を確認するところから始めましょう。

Q. いきなり全部抜かれることはありますか?

基本的に、検査や説明なしにいきなり歯を抜くことはありません。まずは残せる歯と残すことが難しい歯を診断し、治療方針をご説明します。

Q. 治療中の見た目が心配です

前歯など見た目に関わる部分では、必要に応じて仮歯を使用することがあります。治療中の生活にできるだけ支障が出ないよう配慮します。

Q. どの治療を選べばいいかわかりません

患者様のお口の状態、ご希望、費用、治療期間などによって適した治療は異なります。検査結果をもとに、複数の選択肢をご説明します。

Q. 痛みがなくても受診した方がいいですか?

はい。虫歯や歯周病は、痛みがないまま進行することがあります。痛みが出てからでは治療が複雑になる場合もあるため、早めの相談をおすすめします。


まとめ|歯がボロボロでも、治療を諦める必要はありません

歯がボロボロになっていると、「もう手遅れかもしれない」と感じてしまうかもしれません。
しかし、多くの場合、現在の状態を正確に診断し、段階的に治療を進めることで、噛む機能や見た目の改善を目指すことができます。

大切なのは、今の状態を責めることではなく、これからどう改善していくかです。

飯田橋・神楽坂エリアで、虫歯が多い、歯が欠けている、歯が抜けたままになっている、見た目が気になる、噛めないといったお悩みがある方は、Refino Dental Clinicへご相談ください。

患者様のお気持ちに寄り添いながら、できるだけ歯を残し、再治療の少ないお口の状態を目指して治療計画をご提案します。


歯がボロボロでお悩みの方へ

「怒られそう」「恥ずかしい」「何から始めればいいかわからない」という方も、まずは一度ご相談ください。

現在のお口の状態を丁寧に確認し、無理のない治療計画をご提案します。


執筆者情報

監修・執筆:Refino Dental Clinic 院長 柿木 辰美

Refino Dental Clinicでは、飯田橋・神楽坂エリアで、虫歯治療、根管治療、歯周病治療、インプラント治療、矯正治療、審美歯科などを総合的に行っています。

精密な診断と再治療を減らす治療計画を大切にし、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた治療をご提案しています。

所属:日本口腔インプラント学会、日本矯正歯科学会

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