矯正治療
歯並びが気になるけれど、学生の頃に受けそびれたまま大人になったという方は多いです。
大人になってからでも歯列矯正を始めることは十分可能で、実際に美しい歯並びを手に入れて喜ばれる方が増えています。
当院では見た目や通院期間の負担を最小限に抑えながら、噛み合わせや口元のバランスも整える成人矯正治療を行っています。
当院ではワイヤーやマウスピースなど、状況や希望に応じて選択肢を広げ、納得しやすい治療を提案しています。
当院の強み
日本矯正歯科学会の認定医が診断
歯並びを整えるためには、的確な診断と治療計画が大切です。
当院では日本矯正歯科学会の認定医が患者様の口腔内をしっかり診察し、歯の動かし方や期間を緻密に計画します。
そのため、想定外のトラブルをできるだけ防ぎ、安心して治療に取り組めるよう工夫しています。
学生価格の設定
学生の方でも通いやすいよう、費用を抑えたプランを用意しています。
学業やアルバイトなどで忙しい方にも配慮し、通院ペースやスケジュールを柔軟に調整することができます。
長期的な視点で歯の健康を守っていくために、若いうちから矯正治療を始めるメリットは大きいです。
口腔内スキャナーを用いた正確な印象
従来の粘土状の印象材を使わず、小型のカメラで歯列をスキャンする方法を採用しています。
これにより、嘔吐反射や型取り時の不快感を大幅に軽減し、より正確な歯型データを取得できます。
歯並びや顎の状態を3Dで把握し、コンピューターソフトウェアと連動させて無駄のない治療計画を立案できます。
矯正治療の選択肢
1.インビザライン
インビザラインは透明なマウスピースを使い、見た目を気にせず歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。
アラインテクノロジー社が開発した装置であり、世界中で数多くの症例実績があるため、信頼性が高い点が特長です。
当院では軽度から中等度の歯列不正に対して、インビザラインGoを含む各種プランを用意し、ライフスタイルや希望に合わせた治療を提案しています。
取り外し可能な装置なので、食事や歯磨きがいつも通り行え、清潔を保ちやすい点が魅力です。
クリアな素材を採用しているため、人目を気にせず治療を続けられます。
インビザラインのメリット
取り外せる
他の矯正装置と異なり、食事や歯磨きの際にマウスピースを外せるため、治療中でも好きなものを食べやすいです。
装置に食べ物が詰まる心配が減り、虫歯や歯周病のリスクを抑える点でも優れています。
衛生管理のしやすい
毎日の歯磨きやフロスが通常通り行えるため、口腔内を清潔に保ちやすいです。
マウスピース自体の洗浄も簡単で、専用の洗浄剤やぬるま湯で汚れを落とせます。
痛みや違和感が少ない
インビザラインのマウスピースは個人の歯並びに合わせて作られるため、フィット感が高く、ワイヤーやブラケット特有の金属刺激がありません。
装着初日に軽い圧迫感を覚える場合はありますが、数日ほどで慣れる方が多いです。
通院回数が比較的少ない
2～3か月に一度の受診ですみ、忙しい方でも矯正を続けやすいです。
定期チェック時に進み具合を確認し、新しいマウスピースのセットをお渡しします。
デメリット
装着時間を守ることが必須
インビザラインの効果を十分に発揮するためには、1日20～22時間の装着が推奨されます。
食事や歯磨き時以外は基本的にマウスピースを外さないよう心がけることが大切です。
装着時間が短いと予定通りに歯が動かず、治療期間が延びることがあるため、自己管理が重要になります。
インビザラインの治療ステップ
1. カウンセリング
まずはお悩みや理想の歯並びについて伺い、インビザラインが適しているかを判断します。
患者様の希望するゴールに向かって、どのような治療計画を立てるかを話し合い、疑問や不安をしっかり取り除きます。
2. 精密検査
口腔内スキャナーで歯と歯ぐき、顎の状態を高精細データとして取得します。
歯周病や虫歯の有無なども併せて確認し、問題がある場合は先に治療を行い、衛生環境を整えます。
3. 治療計画の作成
取得したデータをコンピューター上で解析し、歯がどのように動いていくかをシミュレーションします。
適切な治療期間や、どの段階でどのように歯を移動させるかを視覚的に把握できるため、患者様自身もゴールイメージを持ちやすくなります。
インビザラインGoを選択する場合は、特定の範囲の歯並び改善に特化した計画を立てます。
4. マウスピースの作製
シミュレーション結果を基に、一連のマウスピースを一括で作製します。
複数セットのマウスピースをまとめてお渡しし、2週間に1枚ずつ新しいものに交換しながら少しずつ歯を動かしていきます。
歯の動きに合わせて段階的に装置の形状が変わるため、無理なく矯正が進む仕組みです。
5. 定期チェック
2～3か月に1度のペースで来院し、歯の動きやマウスピースのフィット感などを確認します。
必要があれば微調整を行い、次のマウスピースの交換スケジュールなどもお伝えします。
痛みや違和感が強い場合はこのタイミングで気軽に相談できます。
6. 治療完了と保定
目標とする歯並びになったらマウスピース矯正は終了です。
しかし、矯正後の歯は後戻りしやすいため、保定装置（リテーナー）の使用を案内しています。
リテーナーを一定期間装着し、歯と骨が安定するまで慎重にフォローします。
インビザラインGo
当院では軽度の歯列不正や前歯のちょっとした乱れに悩む方に、インビザラインGoというコースを用意しています。
短い期間で改善が見込める症例に対応しやすく、費用や期間を抑えたい方に適した選択肢です。
口元の印象を集中的に整えたい場合や、結婚式や就職活動など特定のイベントに向けて準備する際にも活用されています。
よくある質問
Q. 痛みはありますか？
装着初日に軽い締め付け感を覚える程度です。
2～3日で慣れる方が多く、ワイヤー矯正ほどの痛みはありません。
Q. 外したまま過ごすとどうなりますか？
装着時間が不足すると計画通りに歯が動きません。
数時間以上外すことが頻繁にある場合は、追加費用や治療期間の延長が生じる可能性があります。
Q. マウスピースが黄ばんだり傷んだりしませんか？
濃い色の飲み物や熱い飲み物を装着中に口にすると、着色や変形につながる恐れがあります。
取り外している間に食事や飲料を楽しみ、口をすすいだ後で装着することを推奨します。
2. リンガルブラケット（舌側矯正装置）
歯の裏側から歯を動かす方法
リンガルブラケットは、歯の裏側（舌側）にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。
矯正装置が外から見えにくいという大きな利点があり、人前で話す機会が多い方や、接客・営業など顔を合わせるシーンの多いお仕事の方に人気があります。
一般的な表側矯正と同じ仕組みで歯を動かせるため、複雑な歯列でも対応しやすいです。
見えにくさと審美性
矯正装置を取り付けていると、どうしても装置が見た目に影響してしまう場合があります。
リンガルブラケットは歯の裏側に装置がつくため、笑ったときや会話をしているときも装置がほとんど見えません。
「できるだけ矯正していることを知られたくない」という方に向いており、アナウンサーやモデル、サービス業などの方にも選ばれています。
舌に触れる違和感は数日から数週間で慣れます
装置が舌側にあるため、最初のうちは舌がブラケットに触れて「しゃべりにくい」「発音しづらい」と感じる場合があります。
しかし、時間とともに舌が装置の位置や厚みに慣れ、問題なく会話できるようになるケースがほとんどです。
発音がどうしても気になる方には、対応策や練習方法をアドバイスするので、気軽にご相談ください。
複雑な歯列にも対応しやすい
表側矯正と同様に、ワイヤーの力を使って歯をコントロールする方法なので、大きな歯の移動や複雑な咬み合わせの調整にも向いています。
歯並び全体を計画的に動かしやすく、奥歯の噛み合わせや前歯の見た目など、トータルで整えることが可能です。
重度の乱れや抜歯を伴う矯正でも、リンガルブラケットで対応できるケースが多いです。
3.表側矯正
歯の表面に装置を装着するオーソドックスな方法
表側矯正は、歯の表面に小さなブラケットを貼り付け、ワイヤーを通して歯を動かす伝統的な矯正方法です。
多くの方がイメージしやすいスタイルであり、治療の実績が長く蓄積されているため、信頼度が高いといえます。
審美性の向上
以前は金属製のブラケットやワイヤーが主流だったため、見た目が気になるという声が多くありました。
しかし、近年では透明や乳白色のクリアブラケット、歯の色に近いホワイトワイヤーが登場し、従来よりも目立ちにくくなっています。
「金属の輝きが気になる」という方でも、これらの素材を選ぶことで審美面の負担を軽減できます。
装着感と発音のしやすさ
装置が歯の表側にあるため、舌に当たることはありません。
そのため、発音面での違和感はリンガル矯正より少ないです。
装着当初やワイヤー調整後に歯が押されるような痛みを感じる場合はありますが、数日で慣れる方が多いです。
複雑な症例にも柔軟に対応
表側矯正は歯列全体の大きな移動や、噛み合わせの微調整にもしっかり対応できます。
抜歯を必要とするケースや重度の歯並びの乱れでも、ワイヤーとブラケットを使って精密にコントロールできます。
難易度の高い症例でも長年の実績があるため、専門医と相談しながら計画的に進められます。
症例によっては組み合わせも
上下の歯全てを表側矯正にするのではなく、上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正といったハーフリンガル矯正を行うこともあります。
上の歯は話しているときなど目立ちやすい部分を隠せるため、審美性と費用面の両立を図りやすいメリットがあります。
治療を始める前の大切なポイント
1. カウンセリング
矯正治療には一定の期間と費用がかかります。
初回のカウンセリングで、治療期間や費用、通院ペースなどを丁寧に説明し、疑問点をすべて解消してからスタートします。
「どれくらいの期間で歯が動くのか」「仕事や学校へどのように通うか」「痛みはどの程度か」など、不安なことは遠慮なく質問できます。
2. 口腔内の健康を整えます
虫歯や歯周病がある場合は、矯正治療の前にしっかり治療しておくことが望ましいです。
歯周病が進行していると歯を動かす際にトラブルが起きやすくなるため、歯周病治療と並行して進めるケースもあります。
口腔内を清潔に保つことで、矯正中のリスクを減らし、良好な治療結果を得やすくなります。
3. 矯正中のストレスを把握
矯正装置を装着した直後や、調整後には軽い痛みや締め付け感を覚えることがあります。
これは歯が動いているサインでもあり、数日程度で落ち着く場合がほとんどです。
痛み止めの服用や柔らかい食事で対策し、どうしても気になるときはスタッフに相談することで適切に対応できます。
治療期間や費用
治療期間
歯並びの状態や動かす範囲、矯正装置の種類によって変わりますが、1年半から2年半程度が目安です。
軽度の乱れなら1年以内で済む場合もありますし、複雑なケースでは3年以上を要することもあります。
検査で詳細なシミュレーションを行い、だいたいのゴールを提示しています。
費用
どの矯正方法を選ぶかによって金額は変動します。
リンガル矯正は高めの費用になる傾向がありますが、見た目を気にしなくて済むメリットが大きいです。
インビザラインやインビザラインGoは比較的幅広い価格帯があり、治療計画にも左右されます。
学生の方には学生価格を設定し、負担を軽くしながら将来の歯の健康を守る選択肢を用意しています。
日常生活で気をつけること
1. 食事
特にワイヤー矯正の場合は、ガムやキャラメルなどは避け、噛むときに注意が必要です。
インビザラインでは食事前にマウスピースを取り外せるため、特別な制限は少ないですが、装着時間が短くならないよう管理が必要です。
2. 歯磨き
歯間ブラシやデンタルフロスを活用し、装置の隅々まで丁寧に清掃します。
インビザラインの場合はマウスピース内の清掃も忘れずに行い、雑菌の繁殖を防ぎます。
3. 口腔内の観察
早めに対処することでトラブルが広がるのを防ぎ、治療期間の延長を避けられます。
当院でのサポート体制
丁寧なカウンセリング
連絡手段はお電話やLINEなどがあるので、忙しい方でも相談しやすいです。
チームアプローチ
治療前のクリーニングや虫歯治療、抜歯が必要な場合など、スムーズに進められるよう互いに情報共有しています。
メンテナンスとフォロー
歯周病や虫歯のリスクを抑えつつ、美しい歯並びを長持ちさせるために、歯科衛生士によるクリーニングとチェックを実施しています。
矯正を検討する方へ
歯並びは見た目の美しさだけでなく、噛み合わせや口腔機能にも深く関わっています。
噛みやすく磨きやすい歯並びになると、自然と笑顔にも自信が持てるようになります。
当院ではインビザラインやリンガルブラケットを含む多彩な選択肢を取りそろえ、日本矯正歯科学会の認定医による安心な治療を提供しています。
初めての矯正で不安な方や、費用や期間が心配な方も遠慮なくご相談ください。
歯並びと口腔健康の向上に向けて、一歩踏み出してみませんか。
Refino Dental Clinicは、皆様が快適に通院できるよう丁寧な接遇とわかりやすい説明を心がけています。
成人矯正治療を通して歯並びを整え、人生のさまざまな場面で笑顔を増やしていただければと願っています。
