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新宿区 飯田橋駅徒歩1分の歯医者 総合歯科
Refino Dental Clinic(レフィーノデンタルクリニック)

〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-1 相沢ビル3F
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精密・正確な治療にかかせないCT

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Refino Dental Clinicです。

今回は当院の診療に欠かせないCTについて詳しく解説していきたいと思います。

通常のパノラマレントゲンの撮影装置は全国の歯科医院でほぼ100%の導入率ですが、CTの導入率は10%程度だとも言われています。

当院は精密・正確な治療を行うためにCTは必須であると考え、開院と同時にCTを導入しています。

CTとはどんなものなのか、どんな特徴があるのかなどを以下に解説していきます。

 

CTとは

CTはコンピュータを使用したデータ処理と画像の再構成によって断層写真を見ることができる装置です。 レントゲンは2次元ですが、歯科用CTでは3次元画像で立体的な画像で患者様のあごの骨の形や神経の位置等を把握し診断できます。

歯科用CTを使うことで、インプラント(主にチタンあるいはチタン合金による人工歯根)の埋入位置を決めるための検査や、歯周病がどの程度すすんでいるかの確認後、親知らずなどの歯や血管がどのような状態で生えているか などが正確にわかります。

CTで撮影された画像は専用ソフトを使ってすぐにチェアサイドのモニターでご覧いただけます。 様々な角度から3Dの映像で見ることが出来ますので、患者さんが理解しやすいように画像を見ながらご説明いたします。

従来のレントゲンとの違い

パノラマレントゲンなどの従来のレントゲン撮影は、立体の物を平面で見て判断するもので、周囲の立体的な骨や神経の位置を知ることが出来ませんでした。

歯科用CTは立体的にあらゆる角度から見たい場所の断層を鮮明に見ることが出来ますので、レントゲン撮影だけでは判断の難しかった症状を発見することが可能になりました。

従来のレントゲン撮影では骨や神経の状態を平面的にしか把握できませんが、CTでスキャンすると立体的な画像を取得できるので、骨の密度や血管・神経などの位置を正確に知る事ができるため、より確かな診療と質の向上が可能になります。

手術前にしっかりと検査を行い、正確な治療計画を立てることは手術においてとても重要です。

被曝量について

MRIと違いCTというと、被ばくを気にされる方も多いと思います。当院では歯科用のCTを採用しておりますので、被ばく量は医科用のものの20~40分の1になります。(普通の歯科用レントゲンの4枚分で、胸のレントゲンとほぼ同じくらいです。)

福島原発の放射線漏れが問題になりましたが、一時多い時で、1時間当たり400ミリシーベルトという放射線量が出てました。歯科用CTは0.2ミリシーベルトですので、極めて少ないです。

飛行機に乗ると被ばくするというのを、ご存知でしょうか?パイロットの方や客室乗務員の方は飛行の度に被ばくしています。大体、東京からニューヨークまで行くと0.2ミリシーベルトの被ばくをします。歯医者の歯科用のCTと同じです。

院内にCTを装備していない歯科医院では、CTの撮影依頼を近所の総合病院にするわけですが、総合病院のCTは医科用ですので、同じお口まわりを撮影しても、被ばく量は20~40倍になります。

歯科用のCTなら数回撮影してもニューヨークに何回か行くくらいと思うと大丈夫ですが、医科用のCTを何回も撮るのはやめた方がいいです。

CT撮影がより有効な治療分野

CTは硬い組織の状態を知るために非常に有効で、特に以下の分野では大きな効力を発揮します。

 

・インプラント

インプラントの術前検査として、CT撮影装置は非常に有用です。

CT撮影により、インプランを埋入する骨の形態を事前に把握することが可能です。

また、下顎骨の中を走行する太い神経(下歯槽神経)や上顎にある上顎洞の位置も事前に把握できる為、安全性を確保する上で非常に有効です。

最近は、口腔内スキャナーのデータとCT撮影データを融合させることで、サージカルガイドという専用のガイドを製作する方法も開発されています。

サージカルガイドを用いることで、事前に予定した位置に安全に埋入することが可能となります。

更に3Dプリンターと連動させることによってCTデータを読み込んで骨の状態まで再現した模型を作成し、術前にシミュレーションを行なったりすることもできます。

・親知らずの抜歯

親知らずが斜めや真横に生えていて歯を分割する必要がある場合、親知らずと神経までの距離を測定するためにCT撮影を行った方が安全です。

下顎骨の中を走行する太い神経(下歯槽神経)と近接している場合は、抜歯に伴う損傷で神経麻痺を起こす危険性があります。

CT撮影により、歯や骨の形態だけでなく、親知らずと神経との距離が具体的に何ミリ位離れているか判別することもできます。

・歯周病の診断

歯周病に罹患すると、歯を支えている周りの骨が溶けていきます。

CT撮影により歯の周囲の骨の程度を立体的に把握でき、歯周病の進行度に関してより正確な診断が可能です。

特に歯周再生療法などの歯周外科処置を行う際は、CT撮影により正確な術前診断を行うことが重要となります。

・根管治療

根管の形態は非常に複雑で、個人差も大きいです。

このため、通常の治療では根管を発見することが困難なことがあります。

CT撮影を行うことで原因となっている根管をかなり正確に特定できるため、根管治療を行う上でCT撮影は非常に有用です。

また根の先の病巣の広がりや根っこの亀裂、過去の治療で本来の根管の入り口ではないところに開けられてしまった穴などの特定を行うこともできます。

根管治療においても3DプリンターとCTを連動させ、根管の形を再現した模型を作ることができます。

術前のシミュレーションやトレーニングにも活用することができます。

CTの保険適用

近年では保険診療においてもCT撮影が可能になるケースが少しずつ広がってきています。

以下の場合であれば保険適用可能となります。

下顎管との近接が疑われる埋伏智歯の診断を行場合

中等度の以上の歯周病の診断を行う場合

4根管または樋状根を有する難易度の高い歯の根管治療を行う場合

歯根端切除術を行う必要がある難治性の根尖性歯周炎の診断を行う場合 ・埋伏過剰歯の診断を行う場合

このようにCTは従来のレントゲンでは得られない3次元的な情報を得ることができ、組織の状態を立体で確認することが可能になり、より正確な診断が下せます。

当院は治療の精密さ・正確さももちろんですが、何より診断の精密さ・正確さも非常に重要であると考えています。

術前の情報量が多いほどより精密・正確な治療に繋がります。

Refino Dental Clinicではいきあたりばったりの治療ではなく、術前に多くの情報を得て精密・正確な診断を下し、綿密なスケジュールを立てて治療を行なっていく、そんなスタイルをこれからも更に追求していきたいと考えています

 

お口のことで気になることがございましたら是非当院へお問い合わせ下さい。

ネット予約も可能です。

ご予約はこちらから👉🏻https://airrsv.net/refinodentalclinic/calendar

〜アクセス〜

JRご利用の場合は飯田橋駅東口より徒歩1分

地下鉄ご利用の場合は飯田橋駅B1出口より徒歩1分

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